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    2009

11.25

« ひみつの迷宮都市 »

モロッコのフェズという都市を旅するドキュメンタリーがやっていた。

異文化に触れられて勉強になったので、メモ。



その1・宗教について

フェズという都市はイスラム教を信仰する人々が集まっていて、
街の中には カラウィン・モスクという神聖な場所がある。
お祈りをする人が集まる場所なので、ニンニクとタマネギを食べたらここに近づいてはならないというルールがある。(思いやり)

イスラムの人々は 衣食住から結婚や職業にいたるまで、ムハンマドの教えをよく守って生活している。
むしろムハンマドの考えが フェズに暮らす人々の 生活の大きな基盤となっている。



その2・男と女について

男性は代々父の仕事を継いでいくもの。
女性は用事がない限り外に出ない。

人間は心の弱いものなので 男性を刺激してはいけない。(思いやり)
男性は女性を二度見してはいけない。基本的に握手もしない。
男女がデートをするには婚約証明書が必要で、「付き合う」という概念がない。

同性の間では良い人を見つけるための議論が常にされている。
異性と接触する機会がない分、しっかり考えて相手を選んでいる。

この土地のことわざで、
「良い道は女のおかげ 悪い道も女のせい」というものがある。



その3・家庭について

フェズは家がひしめき合って建てられている。
これは家の中の空間を広くとることを大切にしたためで、
そのぶん路地は狭く 曲がりくねった迷路のようになっている。

家の中に吹き抜けがあり、
どこの家も壁には美しいモザイクがあしらわれている。
しかしそれは外からは見えないようになっている。
美しい空間は 人の妬みを生まないために中に作るというルール(思いやり)

この街では昼食が1番のごちそうで、
仕事をしている男性もお昼ご飯を食べるために家に帰ってくる。
女性は献立をしっかり考えて3~4時間かけて作る。
食事のときは食べ物の味や明日の食事の話をする。
しかし女性は頑張って作ったのに明日の食事の話をされると機嫌が悪くなる。

男性が友人を家に招いたときは2階より上に上がっていないといけないので、
女性にとっては屋上が憩いの場となっている。
屋上で洗濯物を干しながら女同士のおしゃべりに興じる。



その4・価値観について

伝統的な価値観が守られているフェズにも、
20世紀半ばから フランス人による新しい流れが伝わってきた。
フランス人はフェズの市街から少し離れた場所に新市街を建て、
そこはやや近代的なつくりになっている。

若者は新しい価値観を持ち始めていて、
世代によって考え方が変わってきている。

フェズの家庭では親の一家と同居する事が当たり前だったが、
近年では結婚して親と同居するのを嫌がる人も出てきている。

上の世代では
女性は18歳で縁談を持ちかけられるのが普通で、
結婚して子供を作らないと生き遅れるという考え方が根付いている。

下の世代では
2004年に法律が改定されたのもあって、
自分で働きたいと思う女性が増えている。
若者は新市街に足しげく通い、次々とマンションに入居しはじめている。
マンションは100㎡で700万円(ローンを組めば若者でも手が届く値段)


~実際に母と年頃の娘のやりとり~
娘「結婚して子供が出来たら終わりだわ。私は働いて車を買って 自分のブティックを持ちたいの」
母「仕事と車と結婚しておばあさんになってしまうよ」
夏木マリ「自分の夢を追うのは素敵だわ」



その5・ラマダンについて
イスラムの人々はラマダンという時期になると、
1ヶ月間 陽のあるうちは水も食べ物も一切口にしない。
女性は化粧もしないし肌も見せない。
この時期は特別に「ラマダンおめでとう」という挨拶をする。
ラマダンは素敵なときを過ごせるので、
若い娘でも「ずっと続いてほしいと思う」という。




フェズは謎に包まれた街です。
ひしめき合う家々を見ていると 孤独な自由を楽しんでいるようだ。
人々たちは秘密を守っているようだ。(移住してきた南フランス人)
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